この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
・偏差値40のFラン文系卒
・1年前にIT関係部署に配属されたアラサー社会人
先日、ついに基本情報技術者の午前試験を受けてきました!
今回は、「前日〜当日の過ごし方」、そして「結果」についてお伝えしていきます。
もくじ
前日の過ごし方【ギリギリまで悪あがき】
前日は、ひたすら過去問道場を解き、間違ったところをキタミ式の参考書で復習しました。
王道の勉強スタイルですね。
仕事中に少しでも空き時間ができると、kindleでキタミ式の参考書を読み返していました。
もう、「時間さえあればとにかく勉強する」って感じでしたね。
普段は習慣化のために、あまり無理せず早めに切り上げるのですが。
前日の感情としては、とにかく焦っていました。
なぜかというと、過去問道場の正答率が落ちていっていたから。
勉強時間は増えているのに、正答率70%をキープしていたのがどんどん落ちていき、69、68、67%と下がっていく恐怖。
直前で過去問道場の年度指定を広げた、というのも一因でしょうが、とにかく怖かったですね。
しかし、
・わかる問題ばかり解くより、わからない問題にあたった方が、本番の点数を底上げできる。
・今苦しむほど、本番の点数があがる。
そう言い聞かせて、愚直に過去問道場に挑み続けました。
とりあえず、当日万全の体調で臨むため、早く寝目に寝ました。
基本情報技術者試験当日【開始10秒で絶望】
試験は朝10時からの部を選択していました。
同じ部を受けたのは、僕含めて3名しかいませんでした。
試験室の前で説明を受けます。
「計算用のメモ用紙がなくなったら、手元のブザーを鳴らして、スタッフを呼ぶ」「ティッシュは広告が入っていなければ持ち込みOK」等の説明を受けました。
ついに試験開始。
CBT方式なので、PCで問題文と四択の選択画面が表示されます。
僕はいきなり絶望しました。
1問目でいきなり1秒も勉強したことない、過去問道場に出たことない問題が出てきたんです。
「え、こんなの習ってない…」
「これが絶望ってやつか」と思いましたね。
しかも、2問目もそんな具合に見慣れない問題だったんです。
なんとか平静を取り戻し、わかりそうな問題から解いていくことにしました。
何問かスキップしていくと、おなじみの問題が。
過去問道場で解き慣れた問題に出会った時の安心感ハンパないですね。
という口コミがありますが、僕は最後の1秒まで絞り切るように使いました。笑
だって、この試験時間は、普段の時間とは価値の重さが違うでしょ。
少しでも点数を上げられるなら、この2時間半はフルに時間を使い切ります。
あと、過去問道場の点数が低かったので、「自分は合格するとしてもギリギリだろうな」という自己分析をしていたからです。
また、メモ用紙も贅沢に使いまくりました。
とにかく紙に書いて考え、書くところがなくなったら遠慮せずスタッフさんを呼びました。
6枚くらいは紙を使ったと思います。
ギリのギリまで見直しをして、試験時間が終了しました。
帰り道で結果を知る
帰り道、スマホの電源を入れてgmailを開くと、なんとすでに結果が出ていました。
もうめちゃくちゃドキドキしながら、結果を表示させると…
…あっぶねぇ〜〜〜!!
クソギリ合格でした…!!
(合格基準点は60点以上)
めっちゃ安心すると同時に、
「でも、あと2問間違ってたら落ちてたんだよな…」
とかマイナス思考も巡りましたが、まあ、
合格は合格なんで。
62.5点も100点も同じなんで。
切り替えて1ヶ月後の午後試験に挑みます。
合格祝いに家系のフル盛りラーメンを「脂多め、トッピング2つ追加」でいただきました。
翌日しっかりお腹を下しました。
午後試験合格に食らいつく
午前がギリギリ、ということは、午後はかなり厳しい戦いになることが予想されます。
午後の方が難易度高いですからね。
「(午前試験と午後試験の間1ヶ月空けといてマジでよかった)」
なので、残りの1ヶ月、ラストスパート、しっかり自分に追い込みかけてやっていきます。
自分の課題はアルゴリズムと表計算。というか計算問題全般。
アルゴリズムはパーフェクトラーニングの解答読んでるだけだと理解しづらいので、わかりやすい参考書を読んで、しっかり基礎から固めていきます。
↑の本『アルゴリズムをはじめよう』が、かなり初心者向けに目線下げてくれてるんでありがたい。
「幼稚園児がひらがなの書き取りを教えてもらってる」
くらいやさしいです。
疑似言語でも書かれているんで、午後試験のアルゴリズムに慣れるには最適なんじゃないでしょうか。
あと、そもそも数学が好きじゃないんで、数学を好きになれるように、↓の本も買ってみました。
松丸亮吾さんがこの本の帯で「僕が数学を好きになるきっかけになった本」みたいなことを書いてて、
「俺みたいなド文系には子供向け絵本がふさわしい 」
とプライドを全捨てし、朝に15分ずつ読んでます。
正直試験と直接の関係はない内容ですが、なんとなく数字が持つ規則性とか正確性のおもしろさは、うっすら味わえました。
文章がメインなので、文系の僕にも読みやすかった。
翻訳家の父が、「最初は英語の絵本をたくさん読むのが、英語を身につける最初のステップ」って言ってたのを思い出しましたね。
まあ、僕は英語ぜんぜんできないですけど。
というわけで、どんな手を使ってでも午後試験には合格します。
しかし、この時期やたらと仕事が忙しく、過去一くらい残業していて逆風が吹きまくってるんですよね〜…
仕事を早く終わらせるためにスキルを上げているのに、そのせいで仕事を頼まれまくって業務時間が圧迫されるというパラドックスを絶賛実感中。
でも、逆風吹いてようが、こちとら12月から勉強開始してるんで。
5ヶ月の努力を水の泡にするようなことは絶対にしたくない。
彼女と「合格しなかったら3万払います」って契約書交わしてるんで。
(契約書見せたときは
ってリアクションしつつ、後でちゃっかりサインしてました)
まあ、後には引けんのですわ。
ということで、さらに自分を追い込むため、この記事でも
「必ず5月の午後試験に合格します!!!」
と宣言しておきます。
…よし、勉強に戻ろう。