この記事は、そんな疑問にお答えします。
見た目がいい人って、なにかとトクしてるイメージがありますよね。
恋愛でも、仕事でも。
そりゃ人間ですから悩みの1つや2つはあるでしょうが、表立って損してるようには見えません。
実際のところ、数多くの研究で、外見的魅力の高い人はあらゆる分野でメリットを享受していることが明らかになっています。
今回は、「外見と年収」をテーマにお伝えします。
結論、外見が良いほうが収入は高くなる傾向にあります。
すべて、根拠としている論文のリンクを貼っています。
もくじ
見た目の良さが年収アップに貢献する理由
理由は4つ。
①就活で無双できる
②必要なときに援助してもらえる
③給料が高くなる
④発言に説得力が出る
1つずつ見ていきましょう。
理由①就活で無双できる
収入を上げる手段の1つが、「給料の高い会社に入ること」。
その点、見た目のいい人は有利です。
なぜなら、外見の魅力は、面接を突破できる確率を上げるから。
模擬面接場面を用いて行われた研究の結果をご紹介しましょう。
この研究によれば、
仕事に必要な資格よりも応募者の身だしなみのよさの方が、決定に大きな影響を及ぼしている
という結果が出ています。
おもしろいことに、面接官自身は、外見はほとんど決定に影響しなかったと考えていました。
つまり、表向きには、
という判断基準を持っている面接官でも、外見をたよりに有能さを推測しているということです。
これは、『ハロー効果』という「1つ際立って優れた部分を見ると、他の部分も優れていると思い込む」心理効果が働くから。
以上から、外見の良い就活生は面接突破のハードルが下がり、高収入の会社から内定をもらいやすくなります。
理由②必要なときに援助してもらえる
1976年に行われた研究によると、外見が良いほうが必要な時に援助を受けやすいという結果が出ています。
これに性別は関係なく、男女ともに見られた傾向でした。
また、援助する人・される人が同性同士であっても同様でした。
資金調達が必要な起業家にとっては有利になりますね。
理由③給料が高くなる
アメリカとカナダで調査を実施した経済学者によれば、外見的魅力のある労働者は、そうでない労働者に比べ、平均で12〜14%の高い給料を受け取っているそうです。
理由④発言に説得力が出る
1979年に行われた研究によれば、外見的に魅力のある人は発言の説得力が高まることがわかっています。
説得力があれば、リーダーに向いているので出世しやすくなるでしょう。
また、セールストークの信憑性が増すため、営業職に就いても活躍できるはず。
広告業界で美男美女が起用されるのも、これが理由でしょう。
美容の新商品の広告に出ている美女が出ていたとしても、その商品のおかげで見た目が良くなったわけではありません。
しかし消費者は、その商品とモデルの印象を結びつけ、「これを買えばこの人みたいになれるかも」と期待し、購入してしまいます。
【男性向け】コスパのいい外見への投資TOP3
ルックスが良ければ得をするのはわかった。
じゃあ、なにから手をつけていいの?
という人のために、これまで色々と外見に投資してきた僕が、やってよかったことをご紹介していきます。
筋トレ
体型は努力次第で変えられる要素の1つです。
ジムの入会費、筋トレについて勉強するための書籍の購入費は、有効な外見への投資になります。
頼りがいのある見た目になれば、仕事上の信頼度も上がります。
髪
個人的に、「垢抜けて見えるかどうか」は、大部分は髪型に左右されると考えています。
どれだけいい服を着ても似合わない人がいますが、そういう人は、たいてい髪型がダサい。
顔がイマイチでも髪型がよければ雰囲気イケメンに見えます。つまり、挽回できる。
顔まわりは視線が集まるところなので、投資対効果が高いと言えます。
具体的には、
・少し高い美容室に行く
・自分にあった整髪料を見つけるためにいろいろ買って試す
という手段があります。
眉毛サロン
こちらも顔まわりへの投資。
眉毛は人の顔の印象を大きく左右されるところで、心理学的に、その影響度は、目よりも大きいと言われています。
眉毛を自分でうまくカットするのが難しいのであれば、眉毛専門のサロンに行くのがオススメです。
何回か通っていると、余分な眉毛が生えなくなってきて、脱毛に近い効果があります。
自分でカットする手間がなくなるので、身だしなみを整えるのがラクになりますよ。
【男性向け】コスパの悪い外見への投資ワースト2
効果がなくはないものの、お金と時間がかかる割には大して効果がない外見への投資もあります。
いずれも僕が実際に試してイマイチだったものです。
ブランドものの服やバッグ
ブランドものは高価ですが、そのぶん他人からの印象がよくなるかと言われると、そういった効果はないようです。
「お金に余裕があるんだな」と思うか、収入がどれくらいか知っている人ならば、「無理してブランドもの着てるな」と思うくらいでしょう。
体を鍛えて、シンプルで無地の体型にあった服を着るほうがかっこいい。
また、服やバッグには買い物中毒を引き起こす危険性もあります。
1ついいものを買うと、他もいいものでそろえたくなる。
そんな経験はありませんか?
これは心理学で「ディドロ効果」と呼ばれています。
たいして効果がないのにお金を使いまくるのは愚の骨頂ですから、服飾品に過度の期待は厳禁です。
脱毛
脱毛は、かなり時間とお金がかかります。
僕はヒゲ脱毛とワキ脱毛の経験がありますが、ヒゲ脱毛はなかなか終わりません。
最初はゴリラクリニックでやりましたが、契約期間内に脱毛は完了せず、今はリンクスに通っています。
最近やっと完了に近づきつつありますが、まだ鼻下にしぶとい毛根が何個か残ってます。
清潔感が出てヒゲ剃りの時間も浮くので、お金に余裕があるならアリですが、コスパがいいものではありません。
おわりに
イケメンじゃないと稼げないのかと言えば、そうではないでしょう。
たとえば、ホリエモンなんかイケメンじゃないですけど、多くのビジネスで結果を出しています。
ホリエモンがどうかはわからないですが、反骨精神や悔しさは、稼ぐエネルギーになります。
ただ、本記事でお伝えしたとおり、外見が良いと年収が高くなる傾向があります。
なので、「収入の2割程度は外見に投資しても損はない」というのが僕の意見です。
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