HHKBは、カスタマイズ性が高いキーボードで、多くのアクセサリーが売られています。
今回は、その中から「交換用キートップ」についてご紹介します。
もくじ
キートップを購入したきっかけ
まずは、僕が最初にキートップを購入したキッカケについてお話しします。
そのキッカケとは、「墨モデルの刻印が見えづらくて困っていたこと」でした。
かっこいいことは間違いない。でも、肝心の作業効率が落ちました。
「無刻印はハードルが高い」と判断して墨の刻印ありにしたのですが、HHKBの独自配列に慣れず、自分で思っていたよりもタッチタイピングが下手でした。
事務職なのでタイピングには自信があったのですが…
タイプミスを頻発。打ち間違えた後にパッとキーボードを見ても、目を凝らさないと刻印が見えない。
「このままでは作業効率が著しく落ちる…」
ということで、白のキートップを購入。
これが人生初のHHKB交換用キートップでした。
「色合いを自分好みにしたい」という感覚的なものではなく、「刻印の視認性を上げたい」という実用的で切実な理由だったわけです。
結果、すごく使いやすくなりました。
一時期はHHKB購入を後悔していたのですが、交換用キートップの存在に救われました。
カラーのキートップ
そこから、キートップ交換のハードルが下がり、「カラーのキートップ」にも興味が。
最初に買ったのは、「赤・青」のキートップ。購入した2021年3月時点では、この色しか選択肢がありませんでした。
ポイントで使ってカスタマイズを楽しんでいたのですが、個人的にはしっくりこず。
その後、「緑・紺」が発売。
個人的に緑が好きなので、すぐに購入。
これには大満足でした。
2つの緑のキートップを、2つのHHKBの左端と右端に挿しています。
愛用している木目調のデスクと緑のキートップの相性がよくて、お気に入りです。
たかがキーボード。ですが、ほんのすこし好きな色を取り入れるだけで、こんなに愛着が持てるとは。
今はこの組み合わせで落ち着いていて、当分変えるつもりはありません。ですが、定期的に色を交換してみると気分転換にもなると思います。
HHKBのキートップをカスタマイズするメリット
HHKBのキートップを交換するメリットをまとめました。
①紛らわしい左下のキーの並びのところに使って見分けをつきやすくする
②無刻印休みモデルが打ちづらい場合の刻印モデルに変更
③自分だけの配色にして楽しむ
②と③については上記でお伝えしたとおり。
①についてですが、左下の「HH」と「◇」と「Alt Opt」のキーって、けっこう紛らわしい。
「HH」と「◇」は、通常のMac、Windowsのキーと違って、一見して役割がわかりません。
ここを区別するためにどれか一つに一点刺しでカラーのキートップを使っている人もいます。
キートップの交換の仕方
キートップを交換する方法は至って単純。
交換用キートップを買った時についてくる引き抜き用工具で、キートップを引き抜いてから新しいキートップを押し込むだけ。
この引き抜き用工具は、掃除する時に便利なので置いておきましょう。
愛用のHHKBのキートップを初めて外して掃除。普段からこまめにホコリを払って手入れしてたけどバラすとうぎゃ〜!!って感じ。掃除のしがいがある。 pic.twitter.com/bOPygeTCzb
— コースケ@峠のよろず屋(節酒中) (@tougenoyorozuya) December 5, 2021
交換用キートップの種類
HHKB純正のカラバリは下記のとおり。
・墨(刻印・無刻印)
・白(刻印・無刻印)
・赤青
・緑紺
カラーキートップは2750円、
墨と白は全キートップ分あるので値は上がり、6600〜7590円。
このように、意外とバリエーションは少ない。もっと色のバリエーションを出したらそのぶん売れそうなもんですけどね。
「緑・紺」は、HHKBの25周年の一環として2021年6月に開催された『カラーキートップ新色募集キャンペーン』で投票上位だった2色の組み合わせ。
なので、一応需要を忠実に反映した色の組み合わせになってます。
無刻印モデルもあるので、「最初は刻印モデル使ってたけど、そろそろステップアップしたい!」と言う人は無刻印に変更するのもいいと思います。
ちなみにHHKBは PFU という会社が出しているんですが、同じ静電容量無接点方式を採用した『東プレREALFORCE』 も PFU から出ています。
そして realforce の純正差し替えキートップは HHKBに使うことができる。
realforce の取り替えキートップのカラーバリエーションは、
・オレンジ
・ライムグリーン
・イエロー
・ブルー
・レッド
の5種類。
HHKBの純正じゃなくてもいいなら、選べる色の選択肢は広がります。
他のユーザーの色サンプル一挙紹介
SNSに投稿されていたHHKBのキートップカスタマイズの例をご紹介します。
配色の参考にしてみてくださいね。
HHKBのキートップ交換してみた pic.twitter.com/JdH7TE4SOg
— Takashi Miyahara (@TakashiMiyahara) August 27, 2022
墨モデル使って同じようなことやってる人は多いと思うけど、HHKB雪モデルのキートップは本当に悩んだ。
やり過ぎにならないギリギリのバランスが難しい…。 pic.twitter.com/5kaKnlnsiF— つきしろ (@Tsukishiro_blog) October 31, 2021
HHKBのキートップの一部を交換
あと、リストレストを同じFILCOのやつだけど、黒の漆塗りにした自己満足だけど、ちょっと気分あがる#HHKB pic.twitter.com/8BAKehM0gc
— デジくわ@田舎役所の情シス (@8chikuwa3) October 6, 2021
HHKBキートップ
黒→白に🥳🥳
シンプルな黒も好きだったけど、気分転換に白に♪ pic.twitter.com/YPQkKDcYtF— 𝚃𝚘𝚛𝚞 𝙺𝚊𝚖𝚒𝚐𝚊𝚔𝚒 (@kinpatu_com) May 31, 2022
🎍ということでキーボードお掃除した #HHKB
キートップ、JISなんであまり選択肢がないのだけどオイラもちょっとだけカスタマイズしたいぞということでこうなってる pic.twitter.com/2sH1loPlIR
— トミール (@tomita) January 7, 2022
HHKBのキートップ新色募集キャンペーン、ピンク+イエローで応募( 。・ω・。)ノ 凸ポチッ。
今は、非純正のキートップに変えて楽しんでるけど、純正でいろいろなパターンが出ると嬉しい。@PFU_HHKB pic.twitter.com/0h7dWF2tMg
— 凛🐤 (@lin_yellowz) June 1, 2021
おわりに
背伸びして無刻印や墨モデルを買って失敗しても、交換用キートップという救世主がいるから大丈夫。
刻印モデルから無刻印モデルにステップアップする時も、キーボード本体を買うことなくカスタマイズできます。
また、自分のHHKBを好きな色に変えて、より自分好みのキーボードにすることができますよ。