最高に柔軟に使えるデスク。
作業環境の改善のために、『apollotech』というメーカーが出している、昇降式サイドテーブルを買ってみたのでレビューします。
もくじ
購入の経緯
サイドテーブルはこれが初ではなく、ニトリの2000円くらいのパタパタと折りたためる小さいデスクを使っていました。
最近これを座って作業するときに左側に置いて使っていたのですが、なかなか便利で。
HHKBを左右分離キーボードとして使うと机のスペースが足りなくなるので、左手デバイスのストリームデッキを使うのにちょうどよかったり、
文章を書く時に言葉の重複を避けたり正しいニュアンスの言葉を見つけるときに使ってる類語辞典を置いたり…
こういう「使用頻度がすくないもの」をまとめてサイドテーブルに置く。
すると、作業中の視覚的ノイズにならず、必要ならすぐに取って使えるのが便利。
で、次のように考えたわけです。
左にあってこれだけ便利だったら、
右にも置いたらもっと便利になるのでは…?
ということで、新たなサイドテーブルを探し始めました。
そこで、そういやどっかのYouTuberが昇降式のサイドテーブルを使ってたな…
と思い至りました。
僕は座って作業することもあれば、スタンディングデスクで立って作業することもあります。
昇降式なら、座り・立ちの両方に対応できる。
用途が広い。
ということで、↓をAmazonで購入しました。
昇降式サイドテーブルの使い方
このテーブル、かなり柔軟に使いまわせます。
自分は、主に下記の用途に使っています。
座り作業時に自分を取り囲む
座り作業時のサイドテーブルとして、右手側に配置しています。
主に、A4コピー用紙、水性ペン、マグカップ、ティッシュを置いています。
ニトリの折りたたみデスクを右手に配置し、自らをデスクで取り囲む様な形ですね。
気分は小室哲哉。
やってみると、どこか不思議と安心感があります。
「カンタンに逃げられない感」が、没頭を生みます。
スタンディングのサイドテーブルとして
立ち作業にも、サイドテーブルとして使います。
動画鑑賞時に横に飲み物、食べ物を置く
PCで動画や映画を見ています。
サイドテーブルに飲み物と食べ物を置くことで、映像をジャマするものが視覚に入らない。
おかげで、より動画や映画に没入できます。
昇降式サイドテーブルの良いところ
ここからは、実際に使ってよかったところを以下の3点にまとめてお伝えします。
①隠しキャスターつきで、移動らくらく
②メインデスクでPC作業しつつ、サイドテーブルで手書きでアイデア出しができる
③メインデスクが常にきれいに片付く
1つずつ見ていきましょう。
・隠しキャスターつきで、移動らくらく
外からは見えませんが、キャスターがついています。
そのため、場所の移動がらくらく。
気分転換に部屋の中で場所を変えながら、
座りと立ちを切り替えながら作業できます。
僕の場合、日の当たる窓辺で作業することが増えました。
場所や姿勢を変える。
そうすることで、1日中家で記事を書くときも、飽きずに作業を続けられます。
②メインデスクでPC作業しつつ、サイドテーブルで手書きでアイデア出しができる
ぜいたくに「1つの机に1つの作業」が割り当てられます。
文章に煮詰まったときは手書きでアイデアを出すのが一番。
ですが、1台のデスクでそれをやろうとすると、まずPCを奥においやって、紙とペンを置いて、PC作業に戻るときは、紙とペンをどかして、PCを手元に引き込んで…
という手間が発生します。
そこを、メインデスクにPC、サブデスクに紙とペンを置く。
こうすることで、物を移動させることなく、PC作業と手書きを切り分けられます。
③メインデスクが常にきれいに片付く
サブデスクに、「たまにしか使わない物」をまとめて置いておく。
そうすれば、メインデスクが常に綺麗な状態に保てます。
目の前から視覚的ノイズが消えるので集中できます。
だけど、いざ必要になれば、手を横に伸ばせば何でも揃う。
スタイリッシュと便利さの両立が叶いました。
サイドテーブルというサブ的な位置付けではあるものの、横幅が意外と広い(80センチ)ので、多少の物を置いても手狭になりません。
昇降式サイドテーブルの気になるところ4つ
実際使ってみると、「良いことしかない!」というわけでもありませんでした。
①若干かたむく
②若干ゆれる
③組み立てが必要
④低くする時に力がいる
1つずつ見ていきましょう。
①若干かたむく
通常の机には、脚が4本あります。
しかし、このデスクは支柱が1本だけ、しかも片側に寄っている。
この構造からか?
天板に若干の傾きがありました。
キャップを外した円柱型のペンを置くと、卓上で転がって落ちてしまうときがあります。
②若干ゆれる
これも脚が一本だけしかなく、片側に寄っているのが原因。
座りで書いているときは、腕や肘で固定できるので気になりません。
しかし、立って勢いよく紙に字を書いたりすると、けっこう揺れます。
キャスターがついているのも原因かもしれません。
「もうちょっと有名なメーカーのやつにしとけば…」と思ったのですが、大手の山善の類似商品にも、「揺れる」というレビューはありました。
③組み立てが必要
届いてすぐに使える、というわけではなく、使用者自身で組み立てが必要です。
構造は単純なのですが、僕は30分くらいかかりました。
別で工具を用意する必要はありません。
④低くする時に力がいる
高くする時はレバーを握るだけでスッと上がります。
しかし、低く下げようとすると、そこそこ力がいります。
しっかり体重をかけないと、下がってくれません。
昇降式サイドテーブルのメーカーごとの違い
「昇降式サイドテーブル」自体、いろんなメーカーから出てます。
天板が長方形のものに限って言えば、大きさや構造はどこも同じ。
違いのは、最低と最高の高さ。
・山善…60−95センチ
・apollotech…70ー100センチ
・不二貿易…55−75センチ
・タンスのゲン…64.5ー95センチ
座って使うなら、メインテーブルよりも低い高さにできるものがオススメ。
肘を上げずに済みます。
僕は、カタログスペックで、apollotechの最低の高さ70センチが、メインデスクの無印のテーブルと同じ高さだったので買ったのですが、微妙にapollotechの方が高く、その点は失敗だったな、と感じています。
とはいえ、スタンディング状態で一番高さが出せるのはapollotechなので、そこは一長一短。
おわりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
リラックス時にも、ゴリゴリ作業時にも使える万能選手。
より自宅環境を快適にしたい人にオススメです。