狭いワンルームをオアシスに。
一人暮らし歴約5年。
ついに空気清浄機を導入しました。
「FU-NC01」という型ですね。
対象面積が6畳と狭いかわりに、本体がコンパクト、
幅20センチのスキマに置けて、窓を長時間閉め切っていても、美しい森のような空気をつくってくれます。
約2ヶ月使用して、「これはもっと早く買っておくべきだった」と後悔しました。
コロナが流行る前に買っとけばよかった。
気休めやプラシーボ以上の、ハッキリとした実益がある。
今回は、5.5畳にも無理なく置けるSHARPの小さな空気清浄機をレビューしていきます。
もくじ
空気清浄機の購入を見送っていた理由
僕は、どちらかと言えば、空気清浄機を買うべきタイプの人間。
というのも、アレルギー体質なんです。
生まれつきのアトピー性皮膚炎で、肌はボロボロでした。
両親の献身的なサポートのおかげでアトピー自体は治りましたが、肌は弱いまま。
年中手荒れがしますし、野菜不足や寝不足だと、身体がかゆくなります。
また、鼻も悪い。
花粉症の時期になると、耳鼻科の薬を飲んでいても、鼻水が止まらない。
鼻だけ水責めを食らっているような感覚。
下を向くと、ポタリポタリと鼻水が落ちてくるくらいです。
こうなると、「集中」なんてできたもんじゃありません。
学生時代は勉強が手につきませんでした。
社会人になった今は、花粉症の時期には下を向いて仕事ができません。
とはいえ、真上を向いてできる仕事もありません。
つまりは仕事になりません。
そこで、よく見ているブロガーの人が「買ってよかったもの」として空気清浄機を上げており、
・鼻水が出づらくなってティッシュの消費が減った
・体調を崩さなくなる
・電気代は10年間で800円
と記事に書いていて、「アリだな」と思っていました。
なのに空気清浄機をすぐに買わなかったのは、以下の理由からです。
・一人暮らしの家に置くスペースがない
職場に設置しているものや、通っているジムに置いてある空気清浄機は、どれも冷蔵庫くらいの横幅があります。
そもそも5.5畳しかない我が家にはすでに衣類乾燥機やデカいコーヒーメーカーを置いていて、コンセントも少ないので、置くスペースがありません。
「空気清浄機とはそこそこのデカさがあるもの」という固定観念があったため、導入をあきらめていました。
購入のきっかけ
購入のキッカケは、とある悩みからでした。
僕は週1回のペースでお掃除床拭きロボットの『ブラーバジェット』を使っているんですが、冷蔵庫と壁のスキマに置いているWi-Fiルータに突撃するのに困っていました。
ルーターだけじゃなくて電源プラグもたくさん差しているので、たまにブラーバの特攻で家電の電源が落ちることがありました。
ここに、何か置いて、ブラーバの突撃を受ける盾にしたい。
そこで、これまで購入を先送りにしていた空気清浄機が思い浮かびました。
今どき、探せば小さい空気清浄機くらいあるだろう。
このスキマに置ければ、ちょうどいい。
ということで、近所のヤマダ電機へ。
そこでは、小さい空気清浄機は見つからず。
「いや、この多様性の時代に、ないわけがない!」
と、ヤマダ電機の出口付近でスマホを取り出しました。
Amazonで「空気清浄機 小さい」と検索して、SHARPの6畳用のものにたどりついたというわけです。
そのままポチって、3日後くらいに届きました。
置こうと思っていたスペースに、ねらいどおりぴったり。
横幅が20センチあれば、どこでも置けます。
ブラーバからWiFiルーターを守る盾になってくれたのはもちろん、使い始めたその日から強力に効果を発揮してくれました。
空気清浄機を置くと、どんないいことがある?
空気清浄機を部屋に置き始めて、2ヶ月が経ちました。
実感した良いところは、以下の6つ。
①クシャミ・鼻水が減る
②窓を閉め切っていても部屋の空気がさわやかになる
③外出が減って出費が抑えられる
④在宅ワーク、副業がはかどって収入が上がる
⑤スキマにおけて場所を取らない。圧迫感がない
⑥ボタンが少なく、使い方がシンプルでわかりやすい
1つずつ見ていきましょう。
①クシャミ・鼻水が減る
アレルギー体質なせいか、花粉症でない時期でも、寝起きのクシャミに悩まされていました。
空気清浄機を置き始めてから、くしゃみの量は確実に減りました。
ゼロになったわけではありません。
が、くしゃみに家事や在宅での仕事を妨害されることがなくなりました。
1ヶ月使って本体を分解すると、
↑のように、しっかりホコリを除去してくれていることがわかります。
同じ悩みを持つ人ならわかってもらえると思いますが、鼻水がずるずると出なくなるだけでも、QOLは格段に上がります。
②窓を閉め切っていても部屋の空気がさわやかになる
部屋をしばらく閉め切ることで生まれる、こもった空気が苦手です。
かといって暑さ寒さに強いわけでもない。
なので、「冷房・暖房をかけつつ、窓を少しだけ開けて外気を入れる」ということをよくやっていました。
しかし、空気清浄機を置き始めてからは、心置きなく窓を閉め切れるようになりました。
というのも、空気清浄機のおかげで、部屋の空気が超おいしくなったんです。
マイナスイオンがわんさか出てる10月の森のなかにいるみたい。
これ、いたってリアルな感想ですからね。
なので、常に換気していなくても、きれいな空気を味わえるようになりました。
衣類乾燥機を使うと、湿気ですこしイヤな臭いが部屋の中に広がるので、基本的に外出時にしか使っていませんでした。
が、空気清浄機と併用することで、その臭いも軽減されます。
おかげで、「今日は引きこもりたいな」という休日でも、無理に外出することがなくなりました。
③外出が減って支出が抑えられる
最近思うんですが、最強の節約法って、おうち時間を長くすることだと思うんです。
1日中家の中にいれば、お店についフラっと入って買い物してしまうこともなくなりますし。
じゃあ、どうすればおうち時間を長くできるのか?
それは、居心地を良くすること。
空気清浄機によって部屋の空気を改善すれば、気持ち良く、健康的に引きこもれます。
結果的に、それが節約につながるという。
ちなみに、空気清浄機自体、かなり電気代の少ない家電です。
④在宅ワークや副業がはかどって収入が上がる
空気清浄機は、節約だけでなく、収入を上げる手助けもしてくれます。
僕は副業で執筆業をしています。
このブログと、もう1つ別ジャンルでブログとnoteを書いています。
部屋で過ごすストレスが減るということは、作業の進展につながります。
実際、アップする記事の量が増え、別ジャンルの有料記事の今年の売上は、7月時点で、昨年一年分の売上高の倍になっています。
昨年はだいたい40000円
今年は1〜7月でだいたい110000円
空気清浄機の代金15000円は、余裕で元が取れました。
⑤スキマにおけて場所を取らない。圧迫感がない
コンパクトなおかげで、5.5畳、収納なしの超コンパクト物件の我が家でも、無理なく設置できています。
形も丸みがあって可愛らしいので気に入っています。
⑥ボタンが少なく、使い方がシンプルでわかりやすい
使い方もカンタンでいい。
ボタンは、以下2種類だけというシンプルさ。
①電源ボタン
②ナイトライトのON /OFF
電源ボタンが「プラズマクラスターイオンの放出レベル調整ボタン」も兼ねています。
まあ「使う」といっても、プラズマクラスターイオンの放出レベルを「2」にしたら、あとは放置するだけなんですが。
デメリット4つ
正直ほぼ不満はありませんが、デメリットを絞り出してみました。
・リモコンがない
・加湿機能がない
・自動で空気の汚れを感知する機能はない
・強さを3にすると、さすがにうるさい
1つずつ見ていきましょう。
・リモコンがない
リモコンがないので、遠隔操作はできません。
自分的には、常に「強さ2」でつけっぱなしにしているので、リモコンが欲しいと感じたことはありません。
・加湿機能がない
空気清浄機としての機能しかないので、部屋の加湿はできません。
その分、タンクに水を入れたり、掃除する手間は減ります。
・自動で空気の汚れを感知する機能はない
常に設定したレベルでしか動作しないので、「自動で部屋の空気の汚れを感知して、パワーを上げる」、という動きはできません。
・強さを3にすると、さすがにうるさい
強さ1、2ではほとんど音が気になりませんが、3にするとハッキリと「うるさい!」と感じます。
ノイキャン機能が強力なAirPodsPro第二世代を使っても、まだ音が残るくらい。
よほど部屋の匂いが気になるときでないと、音が気になってしまうので3にはしません。
将来広い部屋に引っ越してもゴミにならない理由
僕は現在の住処のメインの空気清浄機としてこれを使っています。
買う前に、
将来、今より大きい家に引っ越したら、買い換えないといけないかな?
と思っていたんですが、他の人のレビューを見ていると、
・キッチンに置いて料理の匂いをとる
・トイレにおいて消臭する
・寝室に置く
といったように、「本機をピンポイント使いしている」という意見も多かったんです。
なので、この先、広い部屋用の空気清浄機を買うことがあっても、小さい空気清浄機の使い道はまだまだある。
これからコイツとは長い付き合いになりそう。
お手入れ方法
お手入れ方法はカンタン。
月に1回、外から掃除機でホコリを吸い取るだけ。
これが、公式で推奨されているお手入れ。
ただ、僕の持ってる掃除機の吸引力が弱いので、分解して軽く湿らしたキッチンペーパーや、コロコロで掃除してます。
手間はかかりますが、部屋の空気を良好に保つ方が大事。
どんな人にオススメ?
この空気清浄機をオススメできるのは、以下のような人。
・部屋が狭いけど、空気清浄機を置きたい
・デリケートな体質の人
・一部屋だけで使うのにちょうどいいサイズの空気清浄機がほしい
・ペットを飼っている人
・ニオイに敏感な人
・部屋で過ごす時間が長い人
・不眠を解消したい人
・眠りの質を上げたい人
上記のどれか1つにでもあてはまれば、買って損しないアイテム。
特に、
「空気清浄機、欲しいけど部屋狭いしなぁ」
という人には強くオススメ。
おうち時間の質が上がります。