一人暮らしの食費にお悩みではありませんか?
できるなら安く、できるなら健康的な食事がいいですよね。
一人暮らし世帯の『1ヶ月の食費』は、平均でどれくらいだと思いますか?
2020年に総務省が行った調査によると、単身世帯の1カ月の平均食費は「40,331円」です。
あなたはの食費と比べてどれくらいでしたか?
今回は、一人暮らし歴5年以上の僕が、食費を節約するためにやっている方法をお伝えします。
もくじ
食費節約したいときの食材選びの大事な3つの要素
これから1人暮らしにオススメの食材をご紹介していきます。
食材選びにあたって、大事な3つの要素があります。
それは以下のとおり。
・栄養バランス
・カンタン
・安い
1つずつ詳しく見ていきましょう。
栄養バランス
本当の意味で節約をしたいのなら、栄養バランス無視でひたすら切り詰めるのはオススメしません。
どこかでひずみがくるはずです。
・体調が悪くなって仕事の調子が悪くなる
・肌が荒れてムダにスキンケア用品を買う
・メンタルが悪化して散財してしまう
…
上記のように、健康面でも金銭面でも、ムダな出費が後から発生する可能性が高いのです。
適度に安く、それでいて栄養価の高い食材を選ぶべきでしょう。
栄養価の高い食材は本記事でも紹介していますが、本格的に知りたい場合は、以下の本がオススメ。
カンタン
食費を抑えるとなると必然的に自炊することになります。
ただ、自炊ってめんどくさいですよね。
料理好きならいいですが、「節約」が主な目的な場合、複雑な調理法だと続きません。
続かなければ意味がないですよね。
なので、
・調理しやすい
・どこでも手に入る
・保存しやすい
上記を満たした食材を選ぶと、自炊の負担がグッと軽くなります。
また、調理をラクにしてくれる1000円程度で変えるアイテムもあります。
記事の後半でご紹介します。
安い
これは節約が目的なので当たり前ですね。
できる限り安い食材をご紹介します。
おすすめ食材と調理法
オススメの食材は、以下を含んだもの。
・野菜
・炭水化物
・タンパク質
1つずつ具体的に見ていきましょう。
野菜
ビタミン、ミネラルを摂取できます。
具体的には以下の野菜がオススメ。
・コンビニの冷凍野菜
・プチトマト
・キッチンバサミで切れる野菜
冷凍野菜
冷凍ブロッコリーや冷凍ほうれん草、冷凍オクラなど、コンビニ等で気軽に買える冷凍野菜はかなり使えるアイテム。
1〜2分茹でるとすぐに食べられますし、包丁やまな板は一切使いません。
ブロッコリーはそのままだと切るのが大変なので、カット済みというのは非常にありがたいところ。
生ゴミも出ません。
と思われたかもしれません。
しかし、意外とそうでもないんです。
管理栄養士の方が書かれた記事を見てみると、生と比べると栄養価は若干落ちるものの、極端に成分が失われているわけでもなさそうです。
また、旬の時期に収穫した野菜をまとめて冷凍しているとのこと。
プチトマト
水でサッと洗うだけで食べられるのでお手軽。
キッチンバサミで切れる野菜
包丁でしか切れない野菜を使い出すと、合わせてまな板も必要になり、洗い物が増えて手間。
キッチンバサミで切れる野菜を選びましょう。
そもそも野菜が不足しがちな人にとっては、「毎日野菜を食べる」というだけで、体調も良くなります。
具体的には、小松菜やほうれん草がオススメ。
キッチンバサミで2〜3回チョキチョキすれば切り終わります。
炭水化物
食べ過ぎ注意ですが、活動のエネルギーになる炭水化物。
オススメ食材は以下のとおり。
・オートミール
・冷凍うどん
・粉飴(筋トレしている人)
1つずつ見ていきましょう。
オートミール
朝食にはオートミールがオススメ。
調理がカンタンで、白い炭水化物に比べて栄養が豊富。
なおかつ、常温保存できるので、ある程度ストックしておける。
調理方法は、オートミールが浸るくらいの水を入れて、レンジで1分弱チンするだけ。
時間がない朝にはピッタリの食材です。
僕はいつもケロッグの3個入りオートミールをAmazonで注文しています。
残り1個になったら、↑の3個入りを注文して、切らさないようにしています。
味に関しては、そのまま食べると味気ないので、ナッツや冷凍ブルーベリーと混ぜて食べるのがオススメです。
↑のナッツは僕が毎回注文しているもので、適量ずつ個包装されています。
食べ過ぎを防げるので気に入っています。
冷凍ブルーベリーは、コンビニでも150円くらいで買えます。
レンジでチンしたオートミールはアツアツになっているので、冷凍ブルーベリーを入れることでちょうどいい熱さになります。
冷凍うどん
他の食材と一緒に茹でるだけでOK。
コンビニで買っても安く、2個入りで100円ちょっとで売られています。
粉飴(筋トレしている人)
こちらは番外編ですが、粉飴は筋トレしている人にオススメです。
筋肉を増やすには炭水化物をたくさん食べる必要があるのですが、こちらはプロテインに混ぜるだけで手軽に摂取できます。
少食の人でも、粉なら胃腸への負荷が少ないです。
タンパク質
続いてはタンパク質です。
不足しがちですが、重要な栄養素です。
特に意識して食べたいところ。
オススメ食材は以下の3つ。
- サバ水煮缶
- 卵
- プロテイン
1つずつ見ていきましょう。
サバ水煮缶
サバの水煮缶は神。
缶詰なので長期保存もでき、コンビニでも手に入り、栄養価が高い。
一人暮らしだと魚を食べる機会が減ります。
調理不要でサバを食べられるのは最高すぎます。
僕はスーパーやセブンイレブンで食べることが多いです。
いろんなメーカーがサバ缶を出していますが、一番おいしいのはマルハニチロ。
良いことがあった日は、ご褒美的にマルハニチロを選びます。
卵
卵は完全栄養食で、アミノ酸スコアが満点です。
ゆで卵にして食べるのがオススメ。
おやつがわりになります。
ちなみに、コンビニでゆで卵を1個買うと120円くらいします。
しかし、コンビニで10個入りの卵を買って自分で茹でれば、1個20円で食べられます。
僕は筋トレをしていることもあり、毎朝ゆで卵を5個つくっています。
プロテイン
プロテインはマジでオススメ。
「プロテイン=筋トレマンが飲むもの」というイメージかもしれません。
ですが、プロテインとは言ってまえば「タンパク質のかたまり」。
不足しがちなタンパク質を手軽に補えます。
また、タンパク質自体に食欲を抑える効果も。
なので、1日の始まりに朝食としてプロテインを飲むことで、遠回しにダイエット効果も期待できます。
調理をカンタンにしてくれる魔法のアイテム
ここからは、僕が毎日のように使っている調理アイテムをご紹介します。
キッチンばさみ
989円。
包丁とまな板がいらなくなります。
ニンジンなどの硬い野菜は無理ですが、ほうれん草や小松菜ならこれで十分。
分解できるので、洗って乾かすときにも便利。
片手鍋
今回紹介した食材を調理するときは、「サッと茹でる」ことが多いです。
たとえば、
①冷凍うどん、冷凍ブロッコリー、サバ水煮缶を片手鍋に入れて1〜2分茹でる
②火を止めて醤油と味噌を少し入れて完成
みたいな。
こういった軽く茹でるだけなら、片手鍋が便利です。
白湯を沸かす等、幅広く使えますし、丸洗いもしやすいので。
おわりに
毎日の自炊を安く美味しくにカンタンにすることで、毎月の食費を抑えられます。
ぜひあなたの食生活に、どれか取り入れてみてくださいね。