最近、
ブックオフは図書館の上位互換だ!
と思ってまして、
その理由は、
本がほぼタダで月2回もらえるからです。
これ、ガチです。
月2回発行される100円オフクーポンを、110円の文庫本に使えば、支払いは10円で済みます。
もっと早く知っとけばよかったと本気で後悔してます。
今回は、知らない人も多いであろう、ブックオフの狂気的なポテンシャルについてお伝えしていきます。
もくじ
月2回、100円オフのクーポンがアプリ会員なら誰でももらえる

ブックオフでは、毎月1日と15日にアプリ会員全員に100円オフのクーポンが発行されます。
それぞれ、次のクーポン発行のタイミングで消失するので、それまでに使っておきましょう。
と思われた方は、続きをご覧ください。
受賞作も映像化されたベストセラーも。
あなどれない110円コーナー

ブックオフには110円の文庫本コーナーがありまして、そこから選べば差額10円の支払いでOK。
ほぼタダみたいなもんです。
と、あなどるなかれ。
むしろ、少し前にベストセラーになってたくさん流通してたくさん買われた本ほど希少性が下がって安く売られています。
たとえば、ミステリー作品でヒットを連発し映像化も多い東野圭吾さんの作品は、110円コーナーの棚の一角を占領しております。
ガリレオシリーズ、加賀恭一郎シリーズも揃っています。
以前、加賀恭一郎シリーズの『悪意』という作品をクーポンを利用して10円で購入しましたが、とんでもなく面白かった。
実写化された『池袋ウエストゲートパーク』等で知られる石田衣良さんの作品もたくさん置かれています。
朝井リョウさんの作品もよくみますね。
こんなふうに、多作で人気の作家さんが名を連ねているのが110円コーナー。
他にも、芥川賞や直木賞受賞作もふつうに110円コーナーに置かれています。
もちろん、最近文庫化されたばかりの本はこのコーナーには並びません。
ですが、本は他の映像作品に比べて古びにくいという特徴があります。
画質は年々向上しますので、再放送で15年前の作品なんかを見ると、演出も含め、どうしても古臭さを感じてしまう。
しかし、文章だけで組み立てられた小説作品は、話し言葉はまだしも書き言葉の変遷スピードはかなり遅いので、昭和以前の作品でもない限り、ほとんど古臭さを感じません。
もちろん、スマホが折りたたみのケータイだったり、カメラが8ミリカメラだったり、という使われているアイテムに古さを感じることはありますが。
意外と状態良好
110円コーナーに置かれていると聞くと、
と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
新品同様とまでは言いませんし、もちろん汚いものもありますが、選べば抵抗なく読めるレベルの状態のものもたくさんあります。
僕は、面白そうだけど表紙のダメージが強くて触るのに抵抗のある本には、ブックカバーをつけて読むようにしています。
こうすれば、古本への抵抗感はかなり減ります。
10円で本が買えることがあなたにもたらすメリット
ここまで、月2回発行される100円クーポンを110円の文庫本に使うことで、10円で本が手に入ることを説明してきました。
110円で買える本のなかには、過去の人気作や文学賞を受賞した作品もたくさんあります。
ここからは、「安価で本を買えること」自体のメリットについてお伝えさせてください。
プレゼントされた新品の本にも、図書館で借りた本にもない、特有のメリットがあるんです。
それは、以下のとおり。
・躊躇なく赤を引ける
本がテレビやYouTube等他の映像系娯楽ともっとも違うのは、物質であるということ。
自分がお気に入りの文章に、臆せず赤線を引いていくことができます。
線を引いたり、ページの端を折ったり、メモを書き込んだり、作品に物理的に干渉できるのは、本ならでは。
好きな表現やシーンが、より記憶に残りやすくなります。
学生時代、読書家の知識人がテレビで本に線を読んでいる姿をテレビで見て、真似してみたいと思ったのですが、学生で買える冊数にも限りがあったため、なかなかできませんでした。
しかし、10円で買えるとくれば、もはやタダ同然ですから、躊躇なく線を引くことができます。
古本であれば、なおさら。
線を引くことで、記憶に残りやすくなり、再読する際に、おもしろいところだけを拾い読みすることができて便利です。
これは、新品の本にも図書館で借りられる本にもない、古本特有のメリットです。
・ほぼ無料で娯楽を享受できる
ベストセラー本ほど110円コーナーに並ぶのは、さっきもお伝えしたとおり。
アマゾンプライムは月間約500円かかりますが、ブックオフならば月に2回10円で本を買えるので、その2冊を1ヶ月かけて楽しめば、月間コストは20円で済みます。
分厚めの本を選べば、より長持ちします。
・つまんなくてもあきらめがつく【本はガチャ】
本はガチャ。
僕は毎月10冊は本を読むようにしていて、これまで少なくない量の本を読んできましたが、読書ノートをつけるようにしていて、「超おもしろかった本」には⭐️をつけるようにしているのですが、この殿堂入りクラスに面白い本は、数ある本のうち10冊もありません。

これが「本はガチャ」たるゆえんです。
本当に面白い、何回でも読み返したいと思えるような本に出会うには、たくさんの「肌に合わない本」にも出会わなければなりません。
もちろん、ブックオフで10円で購入した本のなかにも、⭐️をつけるほど面白い本がありました。

・文章力向上
さきほど、「躊躇なく赤を引ける」ということをメリットに挙げました。
これは、文章力向上につながります。
なぜなら、良文のストックがあなたの脳内に蓄積されていくからです。
これを抜き書きすれば、さらにあなたの文章は変わっていきます。

文章力は文筆業の方だけでなく、日々のコミニュケーション、仕事においても日々活用される必須スキルです。
読書を楽しむついでに、文章力もアップさせちゃいませんか?
・発想力向上
商業出版され、果てはベストセラーになるほどのアイデアが仕込まれたSFやミステリー小説を読めば、あなたのアイデア力は確実に向上します。
いい発想とは、「驚かされる発想」とも定義できると思うのですが、読者を驚かせに全身全霊で作者がかかってくる小説からその技法を盗めば、仕事や友人へのサプライズで役に立ちます。
たとえば、岡田斗司夫氏は、動画で次のように述べています。
日本からアップルやGoogleのような企業が生まれない原因が、「日本の起業家がSFを読まないからだ」と断じています。
真偽のほどはわかりませんが、SFを読むことで頭がやわらかくなり、飛距離のある発想ができる確率は上がると個人的には思います。
・共感力向上
110円コーナーには圧倒的に小説が多いです。
そのため、小説をたくさん読んで、共感力を向上させることができます。
小説を読むと、赤の他人の脳内コックピッドに乗ることができます。
もちろんフィクションであるので、記述されている感情や行動はすべてが正確というわけではありませんが、
男性が描く男性主人公や、女性が描く女性主人公、また、医者の作家が書く医者などは、個人的には精度高く人物が描かれていると思います。
あなたが現実に違う立場の人と接するときでも、似た人物が登場する小説を読んだことがあれば、「だいたいこんな感じの人かな」とアタリがつけられる。
仮説がたてられるわけです。
人の気持ちが、なんとなく察せられる、というのは、日々のコミュニケーションの助けになります。
○○という悩みを打ち明けられたとき、「じゃあ、××も心配ですよね」と、一歩寄り添った相づちが打てたりする。
共感力は、ビジネスでも役立ちます。
お客さんは、「こういう商品がほしい!」と明確に言語化できるわけではありません。
たとえば、今はみんなあたりまえにスマホを使っていますが、「てのひらサイズで、タブレットのようにボタンはなく画面をタッチすることで操作できて、電話ができて、高画質広画角のカメラが使えて、いろんなアプリが入っている携帯電話機がほしい!」とガラケー世代の人が思っていたかというと、そうではないですよね。
でも、スマホが普及して、「これは便利だ!」と思ったから、みんな乗り換えたわけです。
つまり、作り手側が、利用者の頭の中を想像しながら、新しいものを提案しないといけない。
お客さんの言うとおりにしているだけでは足りないわけです。
「もし顧客に望むものを聞いていたら、『もっと速い馬が欲しい』と言われただろう」
byヘンリー・フォード(世界ではじめて自動車の大量生産を実現した人物)
他人の立場に身を置いてものを考えてみる。
これは、小説を読んでいるときの読書体験そのものです。
・いつも買わない本に挑戦できる
10円で本が買えるのであれば、違うジャンルの本にも挑戦できます。
いつもは日本の現代小説しか読まないという人も、海外の名作や、日本の近代小説を読んで、読書の幅を広げていくことができます。
避けてたジャンルでも、読んでみたら意外とおもしろいことってありますからね。
おわりに〜本もどんどん高くなっているけれど〜
キャベツ1玉553円。
お米も値上がり。
アマゾンプライムも、広告がつくようになる。
本も、以前は500円以下で買えたような文庫本が、800円くらいの値段がついています。
新品で買うのはなかなか勇気がいる。
なにもかも値上がりして、僕たちの家計を圧迫していますね。
しかし、物価高騰の波がおよんでいない場所があります。
それが、ブックオフの110円コーナー。
月に2回、ベストセラー小説が10円で買えてしまう。
こんなおトクなことがあるでしょうか。
なくならないうちに、しっかり有効活用して物語をたのしみましょう!
