今回は、「HINGE」というアイテムのレビューをしていきます。
HINGEとは、カンタンに言えば「バインダー」。
しかし、ふつうのバインダーとは使い勝手の良さがぜんぜん違います。
僕はこのHINGEがすっかり気に入って、今では毎日使っています。
自宅用・職場用で2つ持っているくらいです。
ということでこの記事では、主に以下の点について解説しています。
①HINGEを使うメリット
②ノートとの違い
③HINGEのココが微妙…
下記に当てはまる方は必見。
□手書きメモを習慣にしたい
□考えがまとまらず頭がゴチャゴチャする
□モヤモヤしたストレスを抱えている
□情報をうまく整理できるようになりたい
□毎日のタスク管理に便利なアイテムがほしい
それでは、まずHINGEを使うメリットについて解説していきますね。
もくじ
HINGEを使うメリット
ここからは、実際にHINGEを使っていくなかで感じたメリットをご紹介していきます。
ペンと紙が常にワンセット
ペンを固定しておける穴があります。
このおかげで、「紙はあるけど書くもんがない!」という残念な事態が避けられます。
固定する流れは↓。
急な打ち合わせや会議にも、HINGEだけサッと持っていけばしっかりメモが取れます。
裏紙をオシャレに再利用できる
裏紙を再利用するのって経済的ですが、なんとなく貧乏くさい感じがしますよね。
しかし、HINGEはデザインがオシャレ。
なので、使っていてケチ臭い感じがしません。
職場だと裏紙なんて無限に発生するので、それをオシャレに有効活用できるのは最高です。
頭がスッキリする
HINGEはアイデアを書き出すことに特化したツール。
それだけのことはあって、「メモを取る頻度」が購入前と比べて格段に増えました。
「紙に書く」という行為にはストレス解消の効果が認められています。
思いついたことや、やらなければいけないことをすぐに書き留めることができるおかげで、思考を吐き出せてスッキリします。
軽くてかさばらず持ち運びしやすい
ミニマルなつくりなので、薄くて軽量で持ち運びに便利です。
カフェでブログを書くときにも、アイデア出しの道具として持っていきます。
机がなくても書ける
ある程度の硬さがあるので、立って持ち上げた状態でも書くことができます。
アイデアがモリモリ出る
真っ白なA4用紙にペンを走らせていると、書いたことからさらに連想して、また新たなアイデアが出てきます。
あとで紹介する使い方をしていると、どんどんアイデアが溢れてきます。
デザインがシンプルで高級感がある
プラスチックなのですが、表面にまるで高級レザーのような凹凸があります。
このデザインのおかげで、インテリアを損ねず、職場でも浮きません。
金属を使っていないのに、しっかり固定される
ふつう、バインダーと言ったら金属で紙を固定しますよね。
しかし、HINGEには通常のバインダーで見られるような金属はありません。
ただ、紙の下辺を挟み込むだけで、固定されます。
逆向きにしても、紙が抜けません。
この特殊な構造のおかげでシンプルでミニマルなデザイン、コンパクトな薄さを保つことができています。
紙を引き抜きやすい
逆向きにしても紙が落ちないのに、掴んで引き抜くと簡単に取れます。
このおかげで、書き終えた紙だけをスムーズに引き抜くことができ、すぐさま次の白紙に書き始めることができます。
「書くところ」と「紙を保管するところ」が分かれている
「書く場所」と「紙の保管場所」が分かれており、紙切れが起こりにくくなっています。
「紙の保管場所」には最大20枚を収納できます。
もらった資料等の保管場所にも、書き終わった紙の収納場所としても使えます。
そもそも手書きの効果とは
そもそも、以下のように思っている人がいるかもしれません。
スマホでよくね?
PCでよくね?
てか普通にめんどくさくね?
たしかに、僕もそう思ってました。
しかし、ここであなたに手書きのすばらしさをお伝えしたい。
それは以下のとおり。
・指先への刺激により脳が活性化し、新しいことを思いつきやすくなる
・連想が起こりやすい
・ほかに機能がないので、書くことに集中できる
・物質として持ち運びできる
・変換の手間がないので、発想をダイレクトに速く書ける
・書いたことが記憶に残りやすい
・図や絵を入れやすい
・アイデアとアイデアの結びつきが起こる
この中でも僕が特に実感するのは、「変換の手間がないので、発想をダイレクトに書ける」ということです。
ここがスマホやPCとの大きな違いでしょう。
たとえば、「大」という字を書こうとしたなら。
PCだと、「d・a・i」と打ち込み、スペースキーで変換し、「大、台、代…」という候補の中から、「大」を選択してEnter。
これでようやく完成です。
手書きなら?
「大」と書いて、それで終了。
タイプミスもありません。
こうしてみると、手書きのスピードって圧倒的だと思いませんか。
その分、たくさんのアイデアを出せるようになるわけです。
途中で詰まることもないので、思うがままに書いていくことができます。
何かアイデアを思いついても、「あれ、いいことを思いついてたんだけど、なんだっけ?」となった経験はありませんか?
HINGEなら、アイデアの取りこぼしがありません。
ノートと何が違うのか
僕はノートも好きでよく使うのですが、HINGEはまたそれとは別物だと認識しています。
まず、HINGEには「前に書いた文章を見返す」という選択肢がない。
開いたら、すぐに新鮮な白紙が出迎えてくれる。
「最新のページはどこからだっけ?」とページをペラペラめくる時間も手間もありません。
総じて、新しい発想を書き出す上でのノイズがない。
新しい発想を書き出すことだけに集中できます。
また、書くのがもったいないという感覚がない。
ページが少なくなってきたときに、ノートだと書くのを躊躇してしまいますよね。
でも、HINGEなら、カンタンに新しい紙を補充できるので、気にせずガンガン書けます。
HINGEの具体的な使い道
HINGEは基本的には「思いついたアイデアを逃さず書き留めるアイテム」。
ほかにも、以下のような使い道があります。
筆記開示(エクスプレッシブライティング)
1日最低20分間の時間をとり、ひたすらその時の感情を紙に書き殴る。
誤字脱字は気にしない。
超腹黒いネガティブなことでも、無謀な願望でも、なんでもOK。
これだけで、ストレス解消の効果があると言われています。
「1日20分間」は長いな…
と思われたかもしれません。
確かに長いですよね。笑
でも、もう少し短くても効果はあります、
実際、僕は毎日10〜15分間しかやりませんが、効果を実感できています。
なので、最初は「3分」から初めて習慣化し、少しずつ時間を伸ばしていくのがオススメです。
ブレインダンプ
アイデアを出すときの定番の方法。
やり方は単純。
思いついたアイデアをひたすら書きまくるだけ。
頭の中が空っぽになるまで書き出す。
最初に出てくるアイデアは大したことないことも多いのですが、「もう限界…」と思った頃に斬新なアイデアが出てきます。
to doリスト作成
朝にその日のやることリストを書き出すのにも使いやすいです。
書いた紙を折りたたんでそのまま持ち運ぶこともできます。
ポケットに入れておけば、確認するのも新たに書き足すのも簡単です。
スマホに書いておくよりも、すばやく確認できます。
0秒思考
元マッキンゼーの赤羽雄二さんが発案したメモ術。
この0秒思考の実践にも最適です。
左上に解決したいことのタイトルをつけ、1枚につき4〜6個の解決策を1分以内に書く。
これを1日に10枚やるのがゼロ秒思考。
思考力、問題解決能力が鍛えられます。
情報整理
インプット過多になってゴチャゴチャした頭の中を、紙に書き出すことでスッキリ整理できます。
目標・妄想を書き出す
短期目標、長期目標、実現難易度が高い妄想…
簡単に言ってしまえば、「やりたいこと」ですね。
自分の到達したいゴールを頭でボンヤリさせておくだけでなく、紙に書いて可視化する。
そうすることで、目標の達成率がアップします。
1979年のハーバード大学の研究では、「目標を紙に書いている学生」の10年後の収入は、そうでない学生と比べて、10倍高いという結果が出ています。
HINGEのココが微妙…
「紙を保管する場所」の部分がちぎれてきました。
もしかすると、紙を入れすぎていたかもしれません。
この部分の耐久性は強くないので、紙の入れすぎには注意してください。
おわりに
HINGEは最強のアイデア製造機。
「紙に書くのが大事ってのはわかるんだけど、なかなか実践できないんだよな…」
という方にとって、「手書き習慣定着」のよき相棒になってくれるでしょう。
気になった方は、ぜひA4のコピー用紙とセットでAmazonから購入してみてくださいね。
裏紙がたくさん出る環境で使うという場合は、コピー用紙は買わなくていいかと思います。