この記事は、そんなあなたに向けて書いています。
みなさんこんにちは。
マネーキャットです。
今回は、最近読んだオススメの本を紹介していきます。
その本とはこちら↓
迫祐樹さんが書かれた『人生攻略ロードマップ「個」で自由を手に入れる「10」の独学戦略』です。
迫祐樹さんについてご存知ないかもしれないので、簡単にプロフィールをまとめておきます。
【迫祐樹さんってどんな人?】
・23歳にして年商10億円稼ぐ若手経営者。
・1996年生まれ
・京都府出身
【迫祐樹さんの手がけるサービスは?】
・プログラミングや動画編集を教える「スキル・ハックス」
・オンラインサービスだけでなく、サブ事業で飲食店5店舗と美容室2店舗とWebサービス運営の会社を経営中。
【実店舗オープン!】
ノリと勢いで和歌山県に白髪染め専門店を出店してみました!白髪染め専用で、カットとかはせずに回転率を上げるモデルです。ほぼ外注なので、僕の仕事はアプリから店舗の映像と売上を確認するだけ。
ゆるくやりつつ他のビジネスとの相乗効果も作っていきます。 pic.twitter.com/p8Wv8woeuy— 迫 佑樹@人生攻略ロードマップ著者 (@yuki_99_s) September 7, 2019
というわけで今回は、『人生攻略ロードマップ「個」で自由を手に入れる「10」の独学戦略』の中から、人生における4つの自由を手にするためのステップを、順を追って紹介していきます。
最後までよろしく。
もくじ
【人生攻略するために】4つの自由とは?
先ほど書いた、「人生における4つ」の自由とはなにか?
先に説明しておきます。
①【金銭的な自由】お金の心配を一切しなくていい
②【時間的な自由】時間的な余裕がある
③【精神的な自由】嫌だと思うことを一切しなくていい
④【身体的な自由】心身ともに健康である
イメージしてみてください。
あなたにとって、上記4つがすべて満たされた生活。
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さあ、この4つの自由を手に入れるべく、「人生攻略の10ステップ」を見ていきましょう。
【あなたも「今」からはじめられる】
人生攻略の10ステップとは?
本書で紹介されている、「人生攻略の10ステップ」は以下のとおりです。
①自分の「必要収入」を洗い出す
②「ゼロイチ」で稼ぐ経験を積む
③「ベーススキル」を高める
④獲得したベーススキルを「収益化」する
⑤SNSで「ライトな発信」をする
⑥ブログや で「ヘビーな発信」をする
⑦一部作業を「外注化」して仕事量を減らす
⑧自分の仕事をゼロにして事業を「自動化」する
⑨事業を「分散」する
⑩余剰資金を「資産運用」する
はい、以上のとおりです。
というあなたのために、10ステップを以下の3点にまとめました。
①スキルアップによって労働収入を得る
②資産性のある事業を運営する
③働かなくてもお金が入ってくる仕組みを作る
こんな感じです。
なんとなくイメージはつかめましたか?
ただ、大半の人の働き方とは違うものになります。
社会人であれば会社に勤めたり、
学生ならアルバイトをしたり…
なので、そもそも「働き方の価値観」を書き換える必要があります。
人生を攻略するための5つの価値観は以下のとおり。
①「金銭的に豊かになる」=「『投資→回収』を高速で回す」
②自己投資がもっともコスパのよい投資
③セーフティネットを用意しながら攻める
④勝ち方を知った上で勝てる戦を繰り返す
⑤やりたいことよりも、まずはやれることを増やす
要約すると、以下の一文にまとめることができます。
・常に安全圏を確保した上で自己投資してスキルアップし、そのスキルを収益化。
はい、たったこれだけです。
前置きが長くなってしまいました。
いよいよ、10のステップを1つずつ解説していきます。
それぞれ、
「なんのためにこのステップを踏むのか?」
というポイントに焦点を当てて解説していきます。
①自分の「必要収入」を洗い出す
Q.なんのため?
A.「ざっくりとでも、自分はどれほどの収入があれば満足なのか」を知るため
具体的な数値目標をつくり、「どんな働き方をして、どれくらい稼げればいいのか」をイメージする。
そのために、「①自分の「必要収入」を洗い出す」というステップを踏みます。
2段階の収入目標をつくり、そこから逆算して、資産運用でそのお金を生み出すために、どれだけの資産があればいいのかを計算してみましょう。
①月々の生活をギリギリまで切り詰めて、必要になる生活費
※外食は一切NG
②「多少の贅沢」ができるレベルの生活費
①の生活費が「20万円」としましょう。
1年間だと、「20万円×12」で240万円。
年利5%で運用するとして、
「240万円÷0.5=4800万円」となり、4800万円の余剰資金が必要ということになります。
②「ゼロイチ」で稼ぐ経験を積む
Q,なんのため?
A.
①自己投資に必要な種銭を稼ぐため
②「個人で稼ぐのは難しい」という固定概念を取っ払うため
たとえば、本書では以下の2つが紹介されていました。
・メルカリで不用品販売
・ポイントサイトでポイ活
ここでの目標金額は、5〜10万円。
あくまでも自己投資のための資金集めと考えてくださいね。
③「ベーススキル」を高める
Q.なんのため?
A.これから自分の力で稼いでいく礎にするため
どんなベーススキルを身につければいいのか?
本書では、以下の3つを基準に選ぶのがいいとされていました。
【ベーススキル選びのポイント】
①市場価値が高く、需要が供給を上回っている
②リモートワークや独立しやすく、自由度が高い
③自分がやっていて楽しい
具体的な例を挙げると、以下のようなスキルがあります。
・プログラミング
・動画編集
・アニメーション動画の作成
・広告の運用代行
・SNSの運用代行
・デザイン
基本、IT、Web系のスキルですね。
IT人材はこれからどんどん需要が高くなると考えられます。
経済産業省が2016年に公表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」では、2015年には約17万人だったIT人材不足規模が、2030年には79万人にまで拡大すると試算されています。
では、どのようにスキルを身につければいいのか?
スキル習得の効率的な流れは以下の3ステップです。
①無料サイトで「最低限の知識」を身につける
②有料スクールで学習速度を上げる
③自らサービス開発してアウトプット
無料サイトで学習しておくことで、有料スクールの学習期間を短縮することができます。
有料スクールに通うための費用は、ステップ②で稼いだお金を使いましょう。
④獲得したベーススキルを「収益化」する
③のステップで得たベーススキルで、「目標金額:20〜50万」を稼ぎます。
エンジニアの場合は、独立までに数年間、実務経験を積む必要があります。
理由は以下のとおり。
【理由】
・高額案件の場合、「実務経験〜年以上」という縛りがあるから。
・もし仮にブラック企業にあたっても、需要の高いスキルなので、引く手あまた。
プログラミング以外の動画編集等のスキルの場合は、すぐに独立が可能です。
世の中の企業は、「ITを利用したいけどできない」ところがほとんどです。
動画編集、デザイン、アニメーション制作のスキルがあれば、そんな企業が欲しいスキルを提供することができます。
本書では、「効率の良い実績の積み方」が紹介されていました。
それは以下のとおり。
・中堅インフルエンサーに格安で営業する。
・その実績を広告として利用する
・「1000円払うので動画編集を一度やらせてください」と依頼するのもアリ
この時点では、まだ信用を稼ぐ段階です。
目先の報酬よりも、信頼を積み重ねることを意識しましょう。
⑤SNSで「ライトな発信」をする
Q.なんのため?
A.「自分のスキルを必要としている人を探す」のを効率化するため
また、以下の3つのメリットを得るためでもあります。
①仕事の報酬が相場よりも高くなる
→発注者が集まってくることにより、自分が発注者を選ぶ側の立場に立てる
②「収益化の機会」が増える
→自分ではなんともないと思っていたスキルでも、周りから見ると需要が高いスキルかもしれない。
(例)普通の事務員が、ExcelやPowerPointを使った資料の作り方を教えるコンサルとして独立した。
③「ファン」や「同志」が増える
→自分に「会いたい」と思ってくれる人が増える
ブログやYouTubeでの発信は少ししんどいので、まずはインスタ、ツイッターからはじめまししょう。
少しずつ、情報発信に慣れていくフェイズです。
発信すべき内容のポイントは以下の6つです。
①過去の作品集やスキルがわかるようなツイート
②体験談
③お役立ち情報
④自分の価値観
⑤最近挑戦していること
⑥親しみを感じてもらえるようなツイート
②、③については、「半年前~3年前の自分」にアドバイスしてあげるつもりでツイートするのがいいそうです。
【個人的に感じたこと】
・自分が思ってたより、情報発信を始めるフェイズが後ろの方だった。
・最初はスキルをつけることに集中した方がいいかもしれないという発見。
⑥ブログやYouTubeで「ヘビーな発信」をする
Q.なんのため?
A.より「濃いファン」「濃い同志」をつくるため
新たな集客ルートを開拓して、仕事がくる量を増やします。
また、無料で打てる広告のようなものなので、営業コストを削減することができます。
【コツ】
・SNSの文字制限がある中では発信しきれなかった、「その考えに至った背景」まで発信する
・有益な情報も出し惜しみせず無料で発信する
⑦一部作業を「外注化」して仕事量を減らす
Q.なんのため?
A.
・事故や病気で自分が長期間動けなくなってもお金が入ってくる仕組みをつくるため
・時間を余らせて、付加価値をつけるための勉強や研究の時間に充てるため
このフェイズまでくると、どんどん仕事が舞い込んでくるようになる状態です。
それに全て自分だけで応じていたら、健康を害してしまいます。
「心身の自由」を守りましょう。
まずは、手始めに「自分以外がやっても結果が変わらない仕事」から外注してみましょう。
⑧自分の仕事をゼロにして事業を「自動化」する
このフェイズは、「外注」の延長線上にあるもの、と思ってもらえればOK。
「事業を丸ごと、人に任せる」ということです。
⑨事業を「分散」する
Q.事業を分散するのはなんのため?
A.リスク回避のため。
オフラインの事業だけに依存していると、今回のような「コロナショック」で大打撃を受けてしまいます。
コツは、「シナジー(相乗効果)を求めないこと」。
シナジーが生まれるような事業の組み立て方をしていると、一つコケたときに全てコケてしまいます。
たとえば、以下のように複数事業を展開するといいとのことです。
・「オンライン事業」と「オフライン事業」
・「仕入れが必要な事業」と「仕入れが不要な事業」
⑩余剰資金を「資産運用」する
Q.資産運用するのはなんのため?
A.資産を守るため
ここまで来たら、いったどうなるか?
資産運用からの収入で、ステップ①で算出した「必要な生活費」がなにもしなくても入ってくるようになります。
しっかりと①〜⑩までのステップを踏んでいることで、どこかでつまづいても、以下のように人生を立て直すことも可能です。
→もし投資に失敗しても、
「ステップ9までに築き上げた複数事業からの収入」がある
→もし事業に失敗しても、
SNSが育っているので、知り合いから仕事を受注することができる
→もしSNSアカウントが凍結されても、
「ステップ3」で培ったベーススキルがあるので、食いっぱぐれない
おわりに
この本に書かれている方法は、短時間で人生を攻略する方法ではありません。
迫祐樹さんも
とおっしゃっています。
ある程度の時間はかかりますが、人生100年のうちの6年と考えると、そこまで長い辛抱でもない。
腰を据えて、取り組んでみる価値はある。
少なくとも僕はそう感じました。
本書のロードマップにあてはめると、僕はゼロイチで稼ぐ経験(ブログとnote)は済んでいます。
なので、次は需要の高いベーススキルを身につけるため、プログラミングを習得します。
現在、無料教材のプロゲートで学習を進めており、半月後にはテックアカデミーの「フロントエンドコース」を受講します。
また、テックアカデミーを受講した感想などを記事にまとめる予定ですのでお楽しみに。
ちなみに今回紹介した本は、今ならKindle Unlimitedで無料で読めちゃうよ。