百科事典も文庫本も、同じとこに置ける。
いきなりですが、あなたはどんな本棚を使ってますか?
↓のような形のものが一般的ですかね。
ただ、
「本がそんなにたくさんあるわけではないけど、何冊かある」
って場合、しっかりした本棚だと、大きすぎるんですよね。
そこで、試しにツリー型の本棚を買ってみました。
結論、買ってよかったです!
その理由は、
①本を引き抜いても崩れない
②どんな大きい本でも置ける
③コスパがいい
というところで、普通の本棚にないメリットがたくさんありました。
以下、詳しくレビューしていきますね。
もくじ
購入の経緯
僕がツリー型の本棚を買うに至ったいきさつをお伝えします。
僕が実家にいたときは本棚を埋め尽くしても足りないくらいの蔵書があったんですが、いったん一人暮らしするにあたって、全部処分しちゃったんですね。
モノが多いと、身軽に引っ越せないじゃないですか。
で、一人暮らしをするようになってからは、基本的に本はkindleで買うようになりました。
kindleがない本だけ、紙で買うようにしてました。
なんですが、最近は本屋にふらっと寄ったときに、表紙を見て、「良さそうだな〜」って思った本を、ノリで買うようになったんですよね。
僕が参考にしている『三行で撃つ』の著者で新聞記者をしている近藤康太郎さんが同書のなかで紙の本を激推ししていることにも影響されています。
すると、また、だんだん紙の本が増えてきたんですね〜。
うちの家5.5畳で狭いんで、置くところに困るんです。
机の上とか、メタルラックの隙間に置いてたんですけど、本一冊引き抜いたら他の本が倒れたりとかしてて、
「やっぱ本収納するなら本棚だよな」
「やっぱ本棚ほし〜な〜」
と思ってたんです。
そこで、ちょっとしたスペースに置けるいい感じの本棚を探しておりますと、2つ候補が見つかりました。
1つ目が、回転式本棚。
これは、丸い形の本棚で、なかなかに省スペース。
そしておしゃれ。
すべての本の背表紙を一覧で見れないデメリットはありますが。後ろ側に置いた本も、クルッと回せば取れるという。
でも、値段が結構する…
良さそうだな、と思った山善のものは、15000円しました。
で、2つ目の候補が、ツリー型本棚。
コンパクトで、そんなにたくさんは入りませんが、オシャレで値段が安いんですよ。
2990円です。
「とりあえず安いツリー型を買って、イマイチなら回転式を買おう」
ということにしました。
MEISHUのツリー型本棚の基本情報
で、今使っているのが、ツリー型本棚です。
「MEISHU(メイシュ)」っていうブランドの製品ですね。
カラーバリエーション
色は、
・ダークブラウン
・ライトブラウン
・白
の3種類あります。
僕はライトブラウンを選びましたが、ダークブラウンも渋くていいですね。
寸法
奥行き17センチ x 幅30センチ x 高さ60cm
組み立て式
こちらは、組み立て式です。
板7枚とネジと六角レンチが入っているので、説明書の通り組み立てていくだけです。
板は台座部分と背骨部分が1枚ずつ。
本を置く部分になる板が5まい入ってます。
板の大きさはそれぞれ微妙に違いますが、それぞれ番号シールが貼ってあるので、迷うこともあまりないかな、と思います。
まあ、僕は、ネジを留める位置を間違えてることに途中で気づいて組み立て直しましたけど。
サイズ違い
これ、買った後で気づいたんですけど、同じメーカーから、板の枚数がもう2枚多いものも、3980円で売られてました。
寸法は、「奥行き21センチ x 幅30センチ x 高さ80センチ」。
お持ちの本の量に合わせて選ぶのがいいと思うんですけど、正直、僕はこの3980円の方が買っとけばよかったかなーってちょっと後悔してますね。
純粋に奥行きが➕4センチ、高さが➕20センチされて、収納スペースが一箇所増えてるんで、置ける本の冊数が多い。
結論:買ってよかった!
1週間ほど使った感想としては、買ってよかったです。
本棚としては奇抜な形ですけど、なかなかいい。
収納冊数は、本の厚みにもよるんですけど、僕の場合30冊収納できてます。
1つのスペースに、文庫本だと8冊ほど入りますね。
一番上の段は、屋根の部分がなく、長さがあるので、他のスペースよりたくさん入ります。
この本棚のおかげで、置き場がなくて散らかっていた本は、ここにまとめることができました。
懸念点の1つが「頑丈さ」でしたが、杞憂に終わりました。
見た目不安定そうですが、背骨部分の板ともしっかりネジで固定するので、多少揺さぶってもビクともしません。
ツリー型本棚の5つのメリット
ここからは、メリットとデメリットに分けてお伝えしていきます。
まずはメリットから。
以下の5つです。
①机やラックの上に置きやすい
②冊数が少なくても本が安定する
③本のサイズを問わない
④区分けしやすい
⑤安い
1つずつ見ていきましょう。
メリット①机やラックの上に置きやすい
本棚としてはコンパクトなので、机の上に置いても邪魔になりません。
タテ方向に積んでいくので、スペースを有効活用できます。
小さい机だと、台座が机の天板からはみ出すんですけど、構造上、ちゃんと中心に重心がくるので、多少はみだすぐらいだったら落ちそうにない安定感があります。
メリット②冊数が少なくても本が安定する
「斜めに置く」っていうのが、地味にいい仕事するんですよ。
ふつうの縦置きする本棚だと、ブックエンドがないと、一冊抜き取ると、ドミノみたいにパタパタパタ…って倒れるじゃないですか。
本って、底面の面積が小さくて、しかも軽いから、底面に重力働いても、安定しないんですよね。
でも、この本だと、斜めに本が寝た格好で収納できるので、広い面積のところに重力かかるんですね。
そうなると、どこから抜き取っても、本が崩れないんですよね。
これがいい。
本と本棚にまつわるちょっとしたストレスを解消してくれます。
横置きじゃなくて、斜め置きってのが絶妙なんですよね。
ギリ背表紙の文字は読めつつ、間の本も抜き取りやすい。
メリット③本のサイズを問わない
デカい本でも文庫本でも置けます。
天井部分がないんで、どんなサイズでも置けてしまうんですよね。
なにも考えずにポンポン収納できて気持ちいいです。
メリット④区分けしやすい
それぞれのスペースに意味を持たせて本を仕分けすると、よりこの本棚を使う意味も出てくるのかなと思います。
・未読の本
・読み返したい本
・参考書
・ビジネス本
・イラストの本
…
↑みたいな感じで分けるのも良さそうじゃないですか?
メリット⑤安い
3000円切る値段で、おしゃれで使い勝手のいい本棚が買える。
コスパいいです。
Amazonにも類似商品がありますが、1万円を超えるものもあり、なおかつレビューの高さも考えると、MEISHUを選ぶのが最安定な気がします。
ツリー型本棚の2つのデメリット
次は、デメリットです。
以下の2つです。
①一番下の段には本が置きづらい
②背表紙が若干見づらい
1つずつ見ていきましょう。
①一番下の段には本が置きづらい
この部分は、縦置きだと文庫一冊しか置けないし、横に置くとちょっとはみ出たりします。
Amazonの商品ページ見ても、ここにはインテリア小物とか置いてますね。
本を置かない想定なんでしょうが、ちょっとデッドスペースな気がして、もったいない感じもしますね。
②背表紙が若干みづらい
斜め置きなので、ふつうの本棚に比べると、ちょ〜っと背表紙のタイトルが読みづらいです。
首をかしげながら本を探す姿勢になります。
あと、上に大きい本、下に小さい本を置くと、上から見下ろすときに、下の本が隠れて見えなくなります。
おわりに:ツリー型本棚がオススメな人
このツリー型本棚を心からオススメできるのは、以下のような人です。
☑️本棚がほしいけど、冊数は多くないから、ゴツいのはいらない
☑️本棚はすでに持ってるけど、サブで使えるコンパクトな本棚がほしい
という人に、このツリー型本棚、オススメです。
本が増えてきたら、もう1個3980円のものを買い足す予定です。
あてはまる人は、↓のリンクからぜひ試してみてくださいね。